自然環境工学科

自然環境工学科

 

自然環境工学科

文明と自然のより良い関係のために。
われわれに課せられたテーマは地球再生。

近代都市に向けてパリ改造を手掛けたオースマン。それは都市計画の先駆けともいえるものだった。やがて土木の課題は交通、公害、環境と時代が進むにつれて多様化、深刻化し、われわれに新しい価値観を問いかけている。地球にやさしい、バランスのとれた開発を通じて地球再生の一翼を担う自然環境工学科は、スケールの大きな明日への架け橋となる。

社会基盤システムコース

道路・橋・港湾・空港・鉄道・ダムなどの社会基盤は、人々の生活に欠かせない施設です。これら社会基盤の計画・設計・施工・維持管理に対応できる建設技術者を育成します。

環境システムコース

水の生産や浄化処理など上下水道の設計・施工に関する技術を学び、水環境の維持・再生に精通した環境技術者を育成します。また、社会基盤と緑の関わりのなかで、都市の緑化、農山村の環境保全など、社会基盤における環境づくりに携わる技術者を育成します。

アメニティと環境保全を視野に入れながら
自然環境に関する知識をトータルに学んでいく。

「個性を伸ばし、自信をつけさせ、社会に送り出したい」という学園創設者のことばのもと、環境問題や構造関連を含めた総合的な工学が学べる学科を目指しています。特に環境問題に関しては、地球的な規模で考えなければならない大きなテーマであり、人間が避けて通ることができない問題として自然から学ぶ環境工学系分野にかかる期待は大きなものがあります。

本学科の目標は、人々の暮らしを豊かにする産業基盤づくり、自然災害や開発に伴う人為的な災害から人々を守り、自然環境と調和のとれた生活基盤づくりなど、新規プロジェクトからメンテナンスに携わることができる高度な知識と技術力を身につけた技術者の育成にあります。

ますますグローバル化する環境問題に対応できる逞しい環境エンジニア、建設エンジニアを育てるためにも自然や環境を含む幅広い分野の技術修得が求められています。

祉会基盤システムコースでは、便利で快適な生活を実現するインフラストラクチャーに関する知識を学びます。緊急輸送道路や渋滞のない快適な道路などの道づくり、離島を結ぶ橋梁や渓谷を跨ぐ橋梁などの橋づくり、大深度地下を貫くトンネルづくりなど社会の基盤となるインフラストラクチャーづくりに必要な知識を修得します。また、今後ますます老朽化する社会基盤施設の補修・補強など構造物のメンテナンスに関する知識や、地震、津波、河川l氾濫、土砂崩れなど自然災害から私たちの生活を守る防災技術を学びます。

環境システムコースでは、自然環境の保全や、より暮らしやすい快適な生活環境の実現に向けて、水環境や緑地環境の保全、創出に関する知識を学びます。持続可能な社会を構築するため、河川の再自然化や都市の緑化など自然環境と共生するまちづくりに必要な知識を修得します。また、人間活動により汚染された水や土の浄化など環境技術を学びます。

先生からのメッセージ


羽野 暁 講師
専門分野:緑地環境工学

今、自然と共生し持続可能な発展を目指すことが、私たちに求められています。自然を制御するのではなく、自然環境と調和し、共に生きる社会の実現が必要です。自然環境工学科では、土木工学を根幹に、環境工学の知識も学ぶ学科です。

橋やダム、上下水道など私たちの暮らしを支える社会基盤をつくる技術、台風や地震など災害から私たちの生活を守る技術、私たちの周りにある豊かな環境を保全・創出する技術、これらの技術基盤を修得し、人間と自然が共に生きていく方法を学びます。今、建技術者が果たすべき役割はとても大きくなっています。皆さんの若い力で、未来を切り拓いてください。緑に囲まれた霧島でともに学びましょう。

特徴的なカリキュラム
“地球再生”がキーワードです。文明と自然を見つめ、未来を創ります。

自然環境工学科は『土木工学+環境学』を学ぶ学科です。
建設施工や構造設計、環境保全など総合的な市民工学(Civil and Environmental Engineering)を学びます。「社会基盤システムコース」「環境システムコース」の2つのコースを設け、環境を視野に入れながら社会基盤づくりに関する知織をトータルに学んでいきます。

社会基盤システムコースでは、「道路、橋、鉄道、河川、港湾、ダムなどの社会基盤づくり」や「自然災害から市民の暮らしを守る防災基盤づくり」、「古くなった施設の補修・補強・メンテナンス」に対応する建設エンジニアを育成します。このようなインフラストラクチャーの調査、計画、設計、施工、維持管理に関する知織や技術を、実験、実習、演替などを通して実践的に学びます。

環場システムコースでは、水と緑の環境技術を学び、環境に優しい社会基盤整備に対応する環境エンジニアを育成します。水環境分野では、環境浄化に役立つ技術を自然の微生物に求めるバイオテクノロジーの技術や上下水道技術を学びます。緑地環境分野では、都市、農村、山林における緑地環境の保全・創出や、河川、湖沼、海岸における水辺環境の保全・創出など、社会基盤整備における環境保全・創出技術を学びます。

 

【社会基盤を作る公務員】【技術科・工業科教員】【大学院進学】

本学科卒業後は、国、県、市町村の社会基盤の企画や設計、施工の監理などの仕事をする公務員、ものづくりの技術を子供へ伝える中学校「技術」・高校「工業科」の教員、または大学院への進学などの道があります。

公務員になるには、公務員試験に合格する必要があります。本学では公務員試験対策講座を開講しています。教員になるためには、教職科目を別途履修し、教員免許状を取得、さらには都道府県の教員採用試験対策講座を開講しています。

大学院進学希望者には、専門科目と数学・英語の試験対策を実施しています。3年次より早期研究室配属となり、専門科目や数学・英語の勉強をします。

第一工業大学では、全学および学科を横断的かつ縦断的に試験や資格合格の支援体制を充実させています。皆さんの夢の実現を、私たち学科教員一同で応援していきます。

 

【土木施工管理技術者】

道路、橋、鉄道、港湾など公共の利便性をもたらすもの、台風や地震などの自然災害から安全な生活を守る防災に関するもの、上下水道や緑地など健康で快適な生活をもたらすもの、そんな公共性の高い土木構造物などの建設を担うのが、土木施工管理技術者です。

施工管理の仕事をするには「土木施工管理技師」の資格が必要です。本学では、在学中に2級の学科試験に合格できるよう指導を行います。

また、施工の技術として「測量」を学ぶ必要があります。本学では、測量の講義のほかに、実習の授業にお力を入れています。さらに、コンクリート材料、土質、水理などに関する実験授業も充実させ、職種の選択の幅を広げています。社会基盤の建設や次世代まで残る構造物の建設など、土木の仕事はロマンのある仕事です。

自然環境工学科では、ものづくり=シビルエンジニアを目指す諸君を歓迎しています。


学生の声
教員紹介
岡林 巧 教授(工学博士)学科主任 土質工学、道路工学
吉本 博明 教授(博士(農学)) きのこ学、生命と環境の科学 他
石本 弘治 教授(博士(工学)) 水環境工学、構造力学
岩波 基 教授(博士(工学)) 自然環境工学科
田中 龍児 准教授(工学博士) 測量学
難波 礼治 専任講師(工学博士) 水理学、情報リテラシー
羽野 暁 専任講師 緑地環境工学、ランドスケープ論
本田 泰寛 専任講師(博士(工学)) 土木計画学、都市計画
岩元 泉 助教 施工管理
カリキュラム

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