航空工学科トピックス

宮崎県立宮崎北高等学校 教養講座(出前授業)(航空工学科)

2017-03-06

宮崎県立宮崎北高等学校 教養講座(出前授業)

航空工学科  

 3月4日(土)、宮崎県立宮崎北高等学校において第7回教養講座として実施された大学出張講義で、航空工学科の齊藤教授が『紙飛行機に学ぶ飛行力学』について高校1,2年生92名に対して講義を行いました。この日は、鹿児島県の4大学の先生方により4講座の様々な分野の講義が行われました。宮崎北高は、2012年にスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、科学教育に力を入れています。

 講義では、最初に飛行機が飛ぶ原理が紹介され、翼に生じる揚力や機体全体に抗力が発生する仕組みの説明がありました。動力の無い紙飛行機がより遠くまで、より長い時間飛ぶのに必要な条件が示され、これから、それぞれの目的に適した形状として(特に平面形に)差が出る理由が述べられました。

 次にヘリコプターのようにローターは回転するが、駆動動力をも持たないジャイロプレーンが紹介され、実は自然界にも植物の種子の中にはジャイロプレーンのように空中を滑空するものがあることがわかりました。植物の種子を模したのが、紙飛行機ならぬ紙コプターです。紙コプターが落下中に自然に回りだす(オートローテーションという)仕組みについて説明がありました。

 飛行機やヘリコプターは必ずしも身近ではないかも知れませんが、私たちの身の回りにも自然界の原理が潜んでいることに気づき、それが新たな分野に目を向けるきっかけになれば幸いです。