航空工学科トピックス

【公開講座2017】『宇宙の究極理論を求めて』実施報告(航空工学科)

2017-08-22

【公開講座2017】『宇宙の究極理論を求めて』実施報告

航空工学科  

 8月19日(土)に、『宇宙の究極理論を求めて』というタイトルで公開講座を実施しました。“「究極理論」を求める”とは、“自然界のすべての現象を一組の物理法則で記述したい”という理論物理学者たちの究極目標です。宇宙の森羅万象を記述できるような理論を求めて、素粒子物理学では様々な挑戦が行われてきました。2013年には『神の数式』というNHKスペシャルが放映され、物理学者たちの死闘を垣間見られた方もいるのではないでしょうか。

 ニュートン力学のような古典物理学では、自然界のすべての現象を説明することはできません。より幅広い範囲の現象を説明できるように、古典物理学は現代物理学へと変貌を遂げてきました。このような物理学の“現代化”を究極まで推し進めようとすると、私たちはいかにも奇妙な宇宙像を受け入れざるを得なくなってしまうのです。

 宇宙は一つという常識が今、覆されようとしています。宇宙が無数にあることを意味するマルチバース宇宙論が科学者の間に急速に広まりつつあるのです。私たちの宇宙がなぜこのような姿なのかを科学的に説明できる理論は、今のところマルチバース宇宙論しか見当たりません。

 このような最先端宇宙論を、わかりやすく一般の方にお伝えしたいとの思いでこの講座を実施しましたが、いかがだったでしょうか。受講者のアンケートの中には、「めちゃくちゃ面白かった。どしろうとの私でも理解できて、もっとたくさん聞きたかった」という感想もありました。喜んでいただけると、励みになります。ありがとうございました。

 

航空工学科 古川 靖

 

 

 

ご参加ありがとうございました 

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