自然環境工学科トピックス

公開講座『きのこ廃菌床を利用した野菜の栽培ときのこ最前線』(社会連携センター/自然環境工学科)

2015-10-22

【公開講座】「きのこ廃菌床を利用した野菜の栽培ときのこ最前線」
きのこの威力に一同感激

社会連携センター/自然環境工学科  2015年10月17日(土)、第一工業大学で自然環境工学科植物バイオシステムコース主任の吉本教授が「きのこ廃菌床を利用した野菜の栽培ときのこ最前線」の演題で公開講座をおこないました。  当日は、毎年恒例の「きりしまチャレンジャー」との連携企画で、学内に子供たちの歓声が響く中での開催となり、父兄を含む市内の一般市民17名が参加。
 前段は、吉本教授のライフワークであるヒメマツタケ廃菌床を利用した各種作物の栽培の話で、本来廃棄物となるきのこの廃菌床(きのこ栽培後の床)を有機肥料として利用することで野菜が美味しく、機能性もアップすることに一同驚いていました。  さらに最新の研究結果から、シイタケ廃菌床やヒラタケ廃菌床が、炭疽病などの作物の病気を予防することや、数年前からブームになっている「えのき氷」の臨床試験結果などが解説され、「おいしくて、体に効き、しかも、廃棄物が出ない」きのこ栽培の魅力の一端をメモを取りながら参加者は真剣に聞き入っていました。
 最後に、来年度開講する「植物バイオシステムコース」について触れ、地域農業の担い手育成や地域おこしのリーダーがこれから第一工大から育っていくことをアピール。参加者からは「これまで鹿児島には農業系の私立大学はなかったが、魅力的なコースの新設で、地域農業が発展することを願っている」と期待を述べました。
 吉本教授は「市民のみなさんに、きのこの魅力をもっと知っていただき、消費拡大と地域活性化につなげていきたい」と今後の抱負も述べられていました。
ユーモアを交えた自己紹介で参加者の心を一気に掴む吉本教授
「NK(ナチュラルキラー)細胞への影響」についての説明
熱心にメモを取る参加者の皆さん 公開講座2015 きのこ廃菌床を利用した野菜の栽培 ときのこ最前線