自然環境工学科トピックス

エコマテリアル研究室の原田ふみえさん 日本環境学会で発表(自然環境工学科)

2016-06-21

エコマテリアル研究室の原田ふみえさん(3年)が日本環境学会で発表

自然環境工学科  

 

 本学自然環境工学科環境システムコースの原田ふみえさん(エコマテリアル研究室3年生)が東京都市大学で2016年6月18日~2016年6月19日に行われた日本環境学会第42回研究発表会にて,お茶殻を利用した雑草防除に関して発表しました。

 鹿児島県のお茶の生産量は全国第2位の産地です。ほとんどは,茶葉として市場に出荷されていますが,ペットボトルのお茶飲料としても使われており,その抽出後に茶殻が産業廃棄物として廃棄されています。

 茶葉には渋み成分であるタンニンが含まれています。お茶を抽出した後の茶殻にはまだタンニが残っており,その利用を検討したところ,タンニン抽出液を散布することで雑草の発芽を抑制する効果があることが分かりました。

 生育した植物には生育抑制効果がないことも分かり,道路植栽や畑の畝道などの雑草の防除に期待できそうです。

 霧島市様,JAあいら様のご協力を得て,茶殻廃棄物の有効利用について2年生の秋から研究を始めて今回の発表に至りました。初めての学会発表でしたが,しっかりと発表して聴衆者からも大きな反響がありました。学会での3年生の研究発表はほとんど例がなく快挙です。

 実用化にあたっては,単位面積当たりどれだけの量を散布すれば良いのか,散布方法などに加えてタンニン抽出後の茶殻の再利用についての検討が残っており,後輩の千蔵裕香さん(エコマテリアル研究室2年生)と研究を更に進めています。

 

発表演題

◯原田ふみえ,千蔵裕香,石本弘治(第一工業大学自然環境工学科)

茶殻を利用した雑草防除に関する研究 日本環境学会第42回研究発表会(東京都市大学横浜キャンパス)

 

問い合わせ

第一工業大学 工学部 自然環境工学科 エコマテリアル研究室

教授 石本弘治